みなさんこんにちは!
季節的にもDIY真っ盛り!といったシーズンですが、いかがお過ごしでしょうか。
記事作成スタッフは最近庭にレイズドベッド(かさ上げした畑)をかん太と単管パイプで制作中です。
完成したらまたご紹介します♪

さて、今回は単管パイプDIYでは欠かせない単管パイプカッター。
当店でももちろん取り扱いはあるのですが、ホームセンターや某通販サイトでも本当に多種多様なカッターを販売しています。
色々売ってるけど「何が違うの?」とご質問いただいたので、いくつかホームセンターで見繕って比較検証してみました。
ご参考になれば幸いです!

今回のYouTube動画はこちら

検証するカッターたち

今回検証するカッターはこちら!
(左から)

  • TCB107E(スーパーツール様)
  • PCB-50(SK11様)
  • PC-1650(ベストツール様、当店取扱)

の3つです。
ベストツール様のPC-1650は当店でも取り扱いしている、「いつもの」単管パイプカッターです。
他の2種はホームセンターで購入してきました。
奇しくも形状が似ています。

スペックの違い

さて、それぞれスペックの違いを見ていきましょう。

大きく違う点は、最小直径がPC-1650は16mmなのに対し、他2種は6mmとなっている点です。
細いパイプを切断したい場合はPC-1650では切断できない可能性があるので、より汎用性が高いのは他2種ですね。
PC-1650は簡易ながらもバリ取りがついている点はメリットとしては大きいと思います。

切断していく!

公平に比較するため、パッケージ裏面の使用方法に従って切断していきます。

まずはPC-1650

PC-1650はもちろん新品を使用しています。
いつもは潤滑油を使用しているのですが、記載がないため今回は潤滑油なしです。

つづいてTCB107E(スーパーツール様)

筋つけ方法が結構独特で2段階で筋つけしていきます。
まずは90°の範囲で筋つけ、そのあと1周して筋つけするようです。

最後にPCB-50(SK11様)

こちらも先程とほぼ同じ使い方です。
3人が3種類で切断しましたので、計9回切断しました、といいたいところなのですが・・・

事件発生!

さいごにユウキがPCB-50を使って切断していたところ、「コンッ」という聞き慣れない音が・・・。
確認したところノブが空回りしてしまい、パイプを締め付けることができなくなってしまいました。
締付け方が悪かったのか、個体差なのか・・・いずれにしても検証が強制終了してしまいました。
(最後で良かった)

検証結果

というわけで検証結果の発表です!
まずはPC-1650(ベストツール様)の評価です。

◎:バリ取りがついている

簡易ながらも切断後にバリ取りができる点は、特にDIYという場では大きい。
ただし、過信は禁物で完全なバリ取りはできないので、怪我をするおそれはあります。
その点はご注意ください!

◎:構造がシンプルで高耐久

これも以前の動画で検証したのですが、一つの単管パイプカッターで100回以上切断できた実績もあります。
刃が本体に固定されているので、ちょっとやそっとでは壊れない安心感はあります。

△:全長が変わるので操作感が変わる

可動部の伸び縮みに従い、本体の全長やノブの角度が変わります。
ノブの部分を持ってくるくる回す際に、間違って緩んでしまったりすることがあるので、ここは扱いづらいと思う方もいらっしゃるかもしれません。

結論:DIY玄人、大量作業向け!

次に、TCB107E(スーパーツール様)、PCB-50(SK11様)の評価です。

◎:全長が変わらず操作感が同じ

こちらはパイプを締付けて行っても全長が変わりません。
ノブも握りやすいので、誤って緩めてしまうことはそんなにないと思います。

△:使い方によっては耐久性が・・・?

動画内でも発生してしまいましたが、可動部が破損してしまいました。
主たる原因は使い方にあると思いますが、それでも破損してしまった点は評価せざるを得ません・・・。

✕:バリ取りがついていない

PC-1650と比べて、という点ですがバリ取りがついていないのはマイナスポイントです。

結論:DIYビギナー向け!

破損について

最後に、破損について。
今回検証途中で破損してしまったのですが、本体の品質によるものではなく、こちらの使い方によるものだと思っています。
最後以外はスムーズに切断できましたし、非常に使いやすい商品だと思いますので、誤解なきようお願い申し上げます。

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