前編の続き
おおかたの骨組みが完成した単管パイプハウス。
今回施した工夫はどのようになっているのか?
後編のはじまりはじまりー♪
Youtube動画はこちらをどうぞ
勾配を六角ボルトで
勾配の片側を六角ボルトで固定していきます。
六角ボルトは下記のパーツで構成されています。
- ボルト
- 平ワッシャー ✕2
- スプリングワッシャー
- ナット
固定するものを平ワッシャー同士の間位にはさみ、締め上げていきます。
ボルトもナットも回ってしまうため、両方をスパナやラチェットレンチで固定する必要があるため、最低でも工具が2つ必要になります。
もう片方を根角ボルト
もう片方は根角ボルトで固定していきます。
根角ボルトは分解すると
- 根角ボルト
- 平ワッシャー
- スプリングワッシャー
- ナット
という感じで、通常の六角ボルトに比べて平ワッシャーが一枚少ないです。
根角ボルトを平ワッシャーの間に固定するものを挟んでいきます。
ボルトの角部分が固定されるため、締め付け時はナットを締めるだけでOKですので、工具1本で事足ります。
いつもどおり仮止め→本締め
いつもどおり、すべての固定部分を仮止めで組み立てたあとに・・・
本締めをして固定していきます。
完成!
ちょっとだけ小さかったですね!
ハウスっぽい形にはなっているので、あとは各部の寸法を希望通りに伸ばせば、描いた通りのサイズの単管パイプハウスを作ることができます。
今回気になった点としては、仮止め→本締めの作業工程についてです。
大きい作品や複雑な作品は、すべてを仮止めで行っていくと逆に組み立てづらい場合もあるかもしれません。
極力、パーツ同士を組み上げていくイメージで、カタマリごとに組み立てていくと作業効率が良いと思います。
六角ボルト vs 根角ボルト
上にも書いてありますが、六角ボルトは2方向を固定しなければならず、工具も2つ必要となります。
大きい作品や複雑な作品は、必然的のボルトの数も多くなるため、作業効率的にも非常に悪いです。
作業効率としても、見た目としても、根角ボルトがオススメです!
ナベビス vs 六角ビス
単管パイプハウス専用金具のナベビスを六角ビスにも変更していました。
ナベビスはプラスドライバーで締め付けていくのですが、不慣れな方だと穴を潰す可能性があるため、注意が必要です。
その点、六角ビスは潰す心配がないため、ガンガン締め上げていくことが可能です。
ただし締め付け過ぎもネジが馬鹿になる可能性もあるため、お気をつけください。
適度なトルクでの締め付けをお願いします!
これからも色んな作品を作ります!
今後も、弊社主導でいろんな作品を制作し、その様子をお届けしてまいります!
今回の動画が参考になった方や面白かった方は、ぜひチャンネル登録といいね!をよろしくおねがいします♪
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