夏ですね
夏本番!夏といえばアウトドア!
というわけで、今回は単管パイプとアウトドアのコラボレーション!
単管パイプでハンモックベースを作ります!
今回のYoutube動画はこちら
まずは材料の紹介
今回はシンプルなハンモックベースです。
材料は下記の通り
- 単管パイプ 3m 1本
- 単管パイプ 1m 6本
- S-1-3K 2個
- S-7-1S 4個
- S-6-1E 4個
- S-12-2R 4個
- S-11-1C-O 2個
- 根角ボルト 4セット
- 工具類
これだけで作れちゃいます!
まずは足部分から
では早速作っていきましょう!
まずは足部分から作っていきます。
単管パイプ1mにS-1-3Kの貫通部分を通し、中央で固定します。
次に、筋交いの固定部分となるS-7-1Sを2つ、3mの単管パイプに通し、作った足部分を固定します。
支柱を立てよう
S-1-3Kに支柱を固定します。
こちらにも筋交いの固定箇所となるS-7-1Sを通します。
筋交いを作る
単管1mとS-6-1Eを組み合わせて、筋交いを作ります。
流石にS-1-3Kだけで、全体重を支えることは不可能なので、かならず筋交いは設置してください。
王冠をつけて組上げる
あとは、支柱の先端にS-11-1C-O(王冠キャップ)を固定します。
ここはハンモックのフックがひっかかる部分になります。
作った筋交いをS-7-1Sに固定します。
最後に、足の両端にS-12-2Rを固定します。
完成・・・?
完成しました!!!
早速乗ってみます!
あれ・・・?安定感がない・・・両端浮いてない?
原因は3mの単管パイプが重量に耐えきれずにたわんでしまっていることです。
でもこれは想定内です!安心してください!
このための筋交いなんです!
筋交いを中央寄りに調整し、たわみが少なくなるようにします。
さっきよりも、中央によっているのがわかると思います。
これで、たわみが少なくなり安定するようになりました。
あとは、筋交いの位置や長さ、センターパイプを増やすなどするとで補強することができます。
乗られる方の体重や、設置する地面の環境や形状などで適宜調整してみてください。
Sタイプを使った理由
今回の制作にはすべてSタイプを利用しました。
Sタイプ紹介の動画でも解説しましたが、Sタイプは塗料の乗りがとてもよいので、塗装しやすいのです。
ハンモックは自然の中に設置することが多いと思いますので、周囲の環境に溶け込む色に塗ることができるSタイプを採用しました。
色味はこのままでいい、とか塗装に詳しい方などは、サビに強いZタイプでもOKです♪
S-12-2Rのヒミツ
続いて、足の両端にS-12-2Rをつけた理由・・・
それは「カップル仕様」にするためです!!
カップルだけじゃなく、家族や友人など親しい人と隣同士でハンモックに揺られるのって最高だと思いませんか?
王冠キャップ(S-11-1C-O)について
S-11-1C-Oは比較的細いので、強度に不安が残る方は、画像の通り、S-6-1Eを縦にしてフックを引っ掛けるカタチでもOKです。
横にすると、重量に負けて羽が折れてしまう可能性が高いのでくれぐれもご注意ください!
足の両端は普通のキャップでも
「そんな何台もくっつけないよ」っていう方は、普通のキャップを足の端にかぶせてもOKです♪
弊社ではステンレスキャップ(11-1C-48.6)を販売中です!
その他、ホームセンターに売っているようなゴムキャップでも問題ありません。
単管パイプで作るメリット
さて、ハンモックベースは市販でも売られています。
それをあえて単管パイプで作るメリットとは・・・?
主に2つあります。
- アイデアを形にできる
自分で考えたカタチやギミックなどを組み込んで、自分だけのオリジナルベースを作れるという、DIYの醍醐味ですね。 - 分解や継ぎ足しなどカスタマイズ自由
邪魔になったら分解することもできるし、強度に不安があれば金具やパイプの継ぎ足しなど、カスタマイズの自由度が無限大です。
という感じで、まさしくDIYの真髄という感じですね。
ご安全に
最後に注意点です。
今回の制作は、十分な安全確認および設計のもと行っておりますが、お客様サイドの安全を保証するものではありません。
制作される場合は、お客様ご自身で安全の確保に努めていただき、余裕のある設計施工をお願いいたします。
今後もこのような動画コンテンツを配信していきますので、ぜひYoutubeのチャンネル登録をよろしくおねがいします♪