ステンレスのボルトやナットをインパクトレンチなどで急激に締め付けると、ネジの嵌め合い部で摩
擦による熱が発生します。その熱によってネジ部が膨張し、オネジとメネジが密着し、動かなくなる
状態を「焼付き」と言います。「かじり」などというところもあります。そのまま締め付けていくと、
ボルトが折れることもあります。
その原因は、ステンレス鋼は例えばSUS304で鉄の約1/3と熱伝導率が低く、しかも、線膨張
係数が大きい(SUS304は鉄の1.5倍)から起こります。その現象を利用しているのが、水温
を保つステンレス製の魔法瓶やお風呂、お鍋などです。
従ってネジ焼付き(かじり)の原因は、ネジ不良では無くステンレスボルト性質の認識不足による結果です。
ステンレスボルトナット焼付きカジリ対策TPJ Google画像へリンク
焼付きスプレーを噴霧しても安心してはいけません、電動工具を使用せず、ゆっくりと手動スパナで締める事をお奨め致します。
① 油の塗布
② 二硫化モリブデンの塗布
③ テフロン系の樹脂皮膜
④ その他潤滑剤の塗布又は皮膜
一般的なホームセンター様の特殊な、潤滑油、シリコンスプレー、グリース等の陳列棚風景、用途に合わせて選択が必要です。
ステンレスボルトの焼付き対策には数種類あり、スプレータイプ・クリームタイプとあり、各製品の説明書をご覧下さい。
焼き付け防止潤滑剤
不慣れな方の ステンレスボルトの焼け付き防止対策マニアル(鉄ボルトの締め付け要領ですと必ず焼け付きの原因となります、緩まなくなります)
焼け付きはステンレス鋼の特性によるものであるが、この特性を変える事は不可能です。従って、出来るかぎり対応した上でゆっくりと締め込むことが大切です。
ステンレスボルト、ナットのネジ部検査と出荷前の組立作業時にネジ部止まり奥までナットの挿入してのネジの確認後の良品出荷をしております。
ステンレスボルトの焼付き(かじり)は作業ミスの結果です。交換返品はお断わり致します。
下記ステンレス弊社製品は焼け付き防止対策を守って作業をお願いたします。
かん太、対応商品 ステンレスU字ボルト・ステンレスボルトクランプ・ステンレス太陽光パネル取り付け金具・フェンス吊りステンレス金具・単管吊りステンレス金具
ステンレスボルトナットの焼付き防止対策
焼付き(かじり)は本体を切断しない限り外れません。 電動工具(インパクトレンチ)での締付け、緩め作業は禁止
注記①:ステンレスボルトナットの販売店様・ホームセンター様等、販売用カタログ等でも、ステンレスボルト類の焼け付き等の注意書きを見た事、説明を聞いた事有りません。焼け付きには気をつけて下さい。
注記②:締付け時に焼け付き対応しても、緩める時に焼付く事も多くあるます、締付け時と同じ対応で、電動工具禁止と潤滑油の噴霧やゆっくりしたスパナの回転で緩めて下さい。
注記③:焼付きスプレーを噴霧しても安心してはいけません、電動工具を使用せず、ゆっくりと手動スパナで締める事をお奨め致します。
***********************************************************************************************
かん太、ステンレスボルト使用製品は出荷前にネジ挿入検査をしております。焼付き作業上のミスと判断しており返品交換はお断わり致します。
不慣れなかたは、ボルトとナットの締付け時における焼け付き現象とは? Mコートへリンク
かん太 ステンレスのボルト・ナット使用金具類(当社取扱いボルトナットはMコートしてません)
パネル取り付け金具 オールステンレス 下止め
パネル取り付け金具 オールステンレス 下止め
パネル取り付け金具 オールステンレス 下止め
パネル取り付け金具 オールステンレス 上止め
ステンレスU字ボルト
太陽光パネル取り付け金具
ステンレス溶接金網取付金具 吊り金具オールセテンレス(HIT-FK)
吊り金具カバー付きオールステンレス(16-1B)
ステンレスボルトの焼け付き対策 焼け付きは作業ミスの結果です。交換返品はお断わり致します。