みなさま、こんにちは!
ようやく1日中外で過ごしてもそれほど苦ではない季節になってまいりました。
でもあっという間に冬がやってきそうですね・・・。
さて、単管パイプDIYの必需品といっても過言ではない「単管パイプカッター」
どこか扱いにくい印象があったり、螺旋になってなかなか切れない、などにお声も時々頂戴します。
弊社でも単管パイプカッターを販売しておりますが、少しでもみなさまの単管パイプDIYが楽になるよう、改めて単管パイプカッターに関してまとめてみました!
ちなみに、弊社で販売させていただいている単管パイプカッターですが、メーカーと型番が変更になりましたが、形状や使い方は全く同じです。
動画内と型番が異なっておりますが、ご安心ください♪
まずはこれを見てほしい!「どこよりも詳しい単管パイプカッター使い方解説」
1.単管パイプ表面に傷や凹凸がないか確認
少しの凹凸や傷でも、単管パイプカッターの刃が欠けてしまう原因になったりします。よく確認して、凹凸や傷がある位置はなるべき切らないようにしましょう。また、砂などの付着物もウェスや布でキレイにしましょう。
2.単管パイプを固定する
単管パイプカッターの切り筋が螺旋になる一番の原因は、単管パイプをしっかりと固定できていないことです。あとでこの記事でもご紹介しますが、弊社の金具で簡単な「単管パイプカットスタンド」を作ると、かなり切りやすくなります。
気になる方は↓の記事をご覧ください!
3.切る位置にマーキングし、単管パイプカッターをセット
セットするときはぐらつかない程度に、「本当に軽く刃が当たる程度」で固定します。
4.潤滑油を塗布し、切り筋を入れていく
潤滑油の使用は単管パイプカッターの使い方などには記載がありませんが、弊社はかならず塗布するようにしています。KURE5-56とかで問題ありません。
5.1~2周させて切り筋を確認
1〜2週させると螺旋になることもありますが、この段階では気にせず5周ほどさせます。単管パイプカッターを締めすぎないように、軽くで大丈夫ですよ!
6.切り筋を確認
ここまで切り筋を入れたら、いったん確認してみてください。上の画像のように、成功した場合、深い切り筋が入っており、その筋の刃が乗っているはずです。浅い切り筋が何本も入っている場合は、螺旋になってしまっているので場所を変更して、筋を付け直しましょう。
また、単管パイプ自体もきちんと固定できているかよく確認してください。
単管パイプカッター自体が歪んでいたり、ローラー部分のビスが緩んでいる場合もありますので、単管パイプカッターもよく確認してみてください。
7.締め付けながら切っていく
徐々に締め付けながら切っていきます。締め付けすぎると刃が欠ける原因にもなるので、軽く締め付けながら回していきましょう。「バキッ」と音がなったら切断完了です!
便利な単管パイプカットスタンド
過去に弊社で作成した単管パイプカットスタンドですが、必要な金具の種類も少なく、また使用頻度の高い金具で作成できますので、とてもおすすめです。単管パイプの切断などの準備が終わったら、バラして作りたいものに使用することも可能なので、無駄にならないところも良い点です。
この計上にこだわらず、要は単管パイプを2点で固定できればよいので、手元にある金具で作れる計上でも全然OKです♪
何回切れる?単管パイプカッターの本領
「単管パイプカッターって何回ぐらい切れるものなの?」とご質問いただいたこともありました。
この質問、メーカーにも問い合わせたことがあるのですが・・・
「個人差、個体差があるのでわかりません」
とまともな回答をもらった試しがありません・・・。
私たちも「はて、何回ぐらいきれるんだろう?」とお答えできなかったため、動画で検証してみました。
もちろん、カッターそれぞれの個体でも変わりますし、切り方によっても変わってきます。
動画内では二人が勝負をしているんですが、それぞれの切り方が少し異なります。
締め付けのタイミングと強さが異なる切り方ですね!
これで結果はというと・・・
なんと120回以上!
当時「まだ刃欠けないの・・・」という絶望感を抱きつつ切り続けていたそうです。
結果から、毎回少しずつ締め付けていくほうが良いのかもしれませんね!
個人的な経験ですが、単管パイプとカッターに隙間が空きすぎると、そこに切粉が入り込んで刃が欠けやすくなるような気がしました。
常にピッタリとしていたほうが余計なものが侵入せず、刃の切れ味も保つのかなと思います。
ご質問お待ちしてます
というわけで、単管パイプカッター関連のまとめ、いかがでしたか?
私たちはみなさまからのご質問に飢え気味です・・・!
こんな感じで検証や実験など喜んで行いますので、ぜひぜひご意見やご質問をお問い合わせよりいただければ幸いです♪