先日記事でご紹介した石田自治会館と愛甲石田駅のイルミネーション
こちら2つを手掛けたMIYAJI SPACE DESIGN一級建築士事務所の宮地 友康さまにインタビューをしてきました!
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インタビュー


まずは御社のご紹介をお願いします!

ミヤジスペースデザイン一級建築士事務所の代表をつとめております宮地友康と申します。私ともは地域の環境を取り入れた建築を目指して取り組んでいる設計事務所です。

今回単管パイプとジョイントを使うことになった経緯を教えて欲しいにゃ!

当初は単管パイプとジョイントではなく、既製品のフェンス等を検討していました。ただ最近のコスト高で施主様との予算が合わず、既製品と単管パイプの自作で作るコストを比較したところ、単管パイプのほうが予算的にも安価だったので、そちらに決めました。


最初見たとき単管パイプとかん太ってわからなかったにゃ!すごくキレイに塗装してありますね!

実はそこが今回のポイントなんです。今回の建物(石田自治会館)は単管パイプやジョイントのめっき剥き出しが似合うデザインではなかったんです。今回はがっちり、重めのデザインで「安定」や「重厚感」を出したかったので、そういう意匠になるよう塗装しました。
そう決定した以上、今度は塗装の手法ですね。手塗りか、工場塗装か。手塗りのほうが予算的には圧倒的に安価あんですが、色ムラが出てしまいます。工場塗装はキレイに仕上がるけれど、金額がそれなりにかかります。施主様とも相談した結果、キレイに仕上がる方が良いという判断となり、工場塗装することになりました。

塗装してみてどうでしたか?

かん太は愛甲石田駅のイルミネーションでも使用したことがあるので存じ上げていたんですが、塗装してみると「やっぱり違うな!」という印象でした。ジョイントもそうですし、単管パイプも単管パイプっぽく見えない、というのがまたチャレンジとして良かったなと思っています。
今回の塗装は自動車などの板金塗装と同じクオリティのものなので、汚れなどはさっと拭き取るだけでキレイにすることができるので、メンテナンス性も優れています。こういう機能が追加できるのも塗装のメリットですよね。

総合的に、かん太を採用してみていかがでしたか?

総合的には「ありがとうございます」としか言えないですよね。笑
デザイン性が好きな方には刺さるデザインですし、金具の種類も豊富、さらに問屋を通さずネット通販で買えるので入手しやすいというのも非常に良かった点でした。
というわけで、MIYAJI SPACE DESIGN一級建築士事務所 宮地 友康 様のインタビューお届けしました!



今回のかん太は単管パイプとともに塗装され、まるで既製品の建材のような見た目でした。
かん太Sタイプは表面処理が薄膜の電解亜鉛めっきで、鋳肌が凸凹としているので塗装の乗りが良いというのも特長の一つです。
その特長をとてもうまく活かしてくださった事例でした!
今後もこのような「プロはどう使ってるの?」というようなコンテンツもお届けしてまいります!
内容に限らず、DIYの疑問や作例のリクエストなど常に募集しておりますので、お気軽にどしどしお送りください♪
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