前回作ったパレットラック、活躍しております!
が!上段の段ボールや副資材を取るときにわざわざフォークリフトを使わなきゃいけないのが面倒!
というわけで、コンパクトな450mm階段「KP-450-250」を使用して、パレットラック用階段を作ってみました!
今回のYouTubeはこちら
まずは図面から

図面中にも記載はありますが、使用金具は下記のとおりです!
- S-1-3K ×4
- S-2-4Y ×1
- S-3-2T ×11
- S-4-2L-90 ×4
- S-5-3Y ×1
- S-6-1E ×2
- S-7-1S ×2
- S-14-3Y-150 ×4
- S-20-2X ×2
- KP-450-250 ×7
- 11−1C−48.6 ×1
KP-450-250
改めて、新しい小型階段ステップKP-450-250をご紹介します。

ご覧の通り、ほぼ一人用です!
この幅ですれ違うのは至難の業でしょう。
ただ、今までの階段プレートだと「大きすぎる」という声もちらほらといただいておりました。
そこで、小型で省スペースな階段を組めるように開発したのがKP-450-250です。
まずはベースから

四隅にキャスター金具であるS-14-3Y-150を配置してベースを作っていきます。
各所にあらかじめ入れて置かなければならないS-3-2Tがありますので、注意しましょう!

ベースができたら、次は縦の支柱を立ち上げていきます。
キャスターが動かないようにロックしてくださいね!

縦支柱に階段ステップを取り付ける斜めパイプを取り付けました!
この斜めパイプに配置しているS-20-2Xが今回の設計のポイントです。
階段ステップ「KP-450-250」取り付け

フレーム本体を組み上げる前に階段ステップを取り付けてしまいましょう!
フレームをガチガチに組むと階段ステップの位置調整が難しくなってしまうためです。

蹴上の高さを図りながら取り付けていきます。

階段ステップの取り付けが終わったら、仮留めの状態で他のフレーム部分を組み上げていきます。
このS-20-2Xが斜めパイプにかかる負荷を支えてくれるので、シンプルな構造でも耐荷重はばっちりですよ!

だいぶ出来上がってきました!

最後に一番上の手すりを取り付けて完成です!
登ってみよう

バヤシくんに上ってみてもらいました!
ぐらつくこともなく、しっかりとパレットラック上段にアクセスできましたよー!
上るときはかならずキャスターが動かないようロックをかけてください。

使わないときはゴロゴロ転がして倉庫の隅においておけるので、とても便利です!
ご注意
掲載した図面ならびに本記事で掲載している作例は弊社環境に合わせて設計されたものです。
お客様の環境での安全性を保証するものではありませんので、かならずご自身で再設計を行ってください。
また施工の際は、ご自身と周囲への安全に十分配慮し、怪我などないようにお願いいたします。
「こんな作例を作って欲しい!」や「こんなこと調べてほしい!」などがありましたら、お気軽にお問い合わせまでリクエストをお願いします!
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